THE ジャイアンのD主導タイプ(DiSC分析)
「あなたのお子さんが自ら進んで
自主練習し始めるようになる方法、
教えます」
こんにちは。
子どもの自主練習アドバイザーの
ムトンボ坂上です。
このブログでは、
『試合で活躍したいけど、
練習はがんばりたくない』
という、
スポーツにいまいち力が入っていない
お子さんのやる気を“限界“まで引き出し、
自主練習の鬼に生まれ変わらせ、
試合で大活躍してもらう方法について、
ご紹介していきます。
あなたのお子さんが
スポーツの試合で活躍するには、
ライバルより人一倍、
練習量を増やすしかありません。
そして練習量を増やす
唯一の方法はズバリ
『自主練習』
しかありません。
でも、子どもって、
誰もが自主練習がキライです。
なぜなら、面倒くさいし
おもしろくないからです。
なので、いくら親が強制しても、
本人が本気でやる気を出さない限り、
絶対に始めることはありません。
そこで、このブログでは、
“子どものやる気を高める方法“を
紹介していくことで、
あなたのお子さんが、
自発的に自主練をし始めるようになる
お手伝いをしていきます。
さて今回のシリーズでは、
『DiSC分析』という
性格タイプ別にあわせた
コミュニケーション方法について、
ご紹介していきます。
性格タイプ分析は、
相手を理解するうえで
とても役に立ちます。
そしてそれが、子どもの
やる気アップにつながっていくのです。
ぜひ最後まで集中して、
読んでくださいね。
俺様タイプのD(主導タイプ)
では今日はまず、
DiSC分析の4タイプのうちの最初、
D(主導)タイプ
について、お話してきます。
さて前回のおさらいですが
DiSC分析の4タイプには、
それぞれ考え方に傾向がある
というお話をしたと思います。
たとえばD主導タイプは
考え方の傾向として、
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
自分の置かれている環境を
好ましくないものとしてとらえていて、
さらにその環境を改善したいと願っている
なので、
ものごとを変革し、改善し、
自分でコントロールしようと心がける
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
という側面がある、
ということでした。
もう少しわかりやすくたとえると、
D主導タイプは
●もし混んだエレベーターに
のったとしたら・・・
エレベーターにのりこむと
すぐに、扉が閉まるボタンを
押そうとする人です。
●机の上のさがし物をするとき・・・
机の上がちらかっているので、
「どこかにある。君がさがしてくれ」
と言う人です。
●映画を見るとき・・・
映画館に遅く来ても、
真ん中の席にすわるため
みんなを立たせます。
●スーパーで買い物をするとき・・・
買い物リストを持たずに、
衝動買いをします。
THE “ジャイアン“
さて、何となく、このタイプの性格、
おわかりでしょうか?
このD主導タイプの人、
基本的にこんな考え方の
持ち主ですから、
何でも自分で
コントロールしたがります。
『オレが決める』
自分の意思で決断したがる
俺が俺が・・・という人です。
逆に、
本人に決定権がないと
怒りだします。
意思決定の余地が
与えられていないと、
ストレスをためてしまうんです。
これ、まんま
ジャイアンの性格ですよね。
あのドラえもんにでてくる、
ジャイアンです。
ここで、ジャイアンの名言です。
【ジャイアン語録】
「正しいのは、いつもおれだ!」
「とったんじゃない。
かりたんだぞ。」
「いつ返すか決めてないだけだ!
ドロボーみたいに言うな!」
さてさて、このジャイアン、
いや、D主導タイプですが、
大切にしている価値観は、
ーーーーーーーーーーーーーー
成果を上げるためには、
たとえ反対意見があっても、
それを押しきってでも、
やりとげなければならない!
ーーーーーーーーーーーーーー
という価値観です。
何事にも、信念をもって
一直線にパワフルに向かう・・・
この姿勢は、素晴らしいと思います。
チームにいれば皆をひっぱり、
リーダーシップを発揮してくれます。
でも・・・
もし、それが変な方向にいくと、
歯止めがきかないので注意です。
なまじ突進力があるんで
進みだすと大変なんですね。
昔で言えばジャイアン。
今でいえば鬼滅の刃の伊之助
のようなタイプですかね?
D主導タイプの性格
もう少し詳しく、D主導タイプの
性格をお話しすると、
・結果を求めたがる
・すぐ行動をする
・挑戦を受けて立つ
・意思決定が速い
・現状に疑問をなげかける
・権威をしめしたがる
・トラブルにすすんで対処するのが好き
・問題を解決するのが好き
という人です。
そして、どんな環境にいれば
やる気があがるかというと
・権限をもたされる
・名誉や権威をもらえる
・挑戦できる
・自分の実績を残すチャンスがある
・広い範囲の業務をまかせてもらえる
・わかりやすい答えがえられる
・出世のチャンスがある
・人にあれこれ言われない環境
・新しい活動をスタートできる
こんな環境にいると、
「よっしゃ!やるぞーー!!」
と、
鼻息あらく、やる気も爆上げし、
自分で何でもパワフルに
バリバリやりだします。
まさに人間蒸気機関車!!
でも急に、やる気が
なくなることもあります。
それは、自分でコントロール
できなくなったり、
他人に利用される
環境にあるとき、です。
こんな時、不安に思ったり
恐れを感じます。
Dタイプの弱み
また良い面もあるのですが
逆に本人の弱みとしては、
・自分中心主義なので、
他人の考えや感情にうとい。
・せっかち
・ぶっきらぼうで自分の欲求を
相手におしつける
・相手から共感を得にくい
・感受性にとぼしい
という点です。
まわりからは、
自信がある人、
決断力がある人、
リスクを負う人
として見えるので、
リーダーとして頼りに
されるのですが、
相手の感情をくみ取るのは
苦手です。
Dタイプのお子さんに
心がけておくこと
そしてD主導タイプは、
相手に対しても
はっきりした態度を
示してもらいたい
目標に向かって
がんばってもらいたい
と、はっきりしてもらうことを
望みます。
なので、
このタイプのお子さんの
やる気をあげるために
心がけておくコミュニケーションとしては、
・手みじかに要点をしぼって話す
・相手を尊重してあげる
・主導権を握らせる
ということです。
まとめ
DiSC分析は、大人の社会、
特にビジネスの世界で重宝します。
ですので、あなたが働いていれば、
ああ、こんな人、職場にいるよね~
と、すごく共感できると思います。
でも、もしかしたら
子どものうちは大人ほど、
ここまでわかりやすい傾向は
出てこないかもしれませんので、
今までの性格タイプ分けとは違い、
わかりにくいかもしれません。
でも知っておいて
損はないと思いますので、
これからあと3回、
他のタイプについても
ご紹介していきますね。
では、今日はここまで!!