さっさとしましょう!今すぐタイプ(4つの学習タイプ)

「あなたのお子さんが自ら進んで
 自主練習し始めるようになる方法、
 教えます」

こんにちは。

子どもの自主練習アドバイザーの
ムトンボ坂上です。

このブログでは、

『試合で活躍したいけど、
 練習はがんばりたくない』

という、

スポーツにいまいち力が入っていない
お子さんのやる気を“限界“まで引き出し、
自主練習の鬼に生まれ変わらせ

試合で大活躍してもらう方法について、
ご紹介していきます

あなたのお子さんが
スポーツの試合で活躍するには、

ライバルより人一倍、
練習量を増やすしかありません。

そして練習量を増やす
唯一の方法はズバリ

『自主練習』

しかありません。

でも、子どもって、
誰もが自主練習がキライです。

そこで、このブログでは、

“子どものやる気を高める方法“を
紹介していくことで、

あなたのお子さんが、
自発的に自主練をし始めるようになる
お手伝いをしていきます。

ぜひ最後まで集中して、
読んでくださいね。

今すぐタイプとは?

今日は4つの学習タイプ

・なぜタイプ
・なにタイプ
・どうやってタイプ
・今すぐタイプ

の最後のタイプ、

「今すぐタイプ」

についてお話しします。

いよいよ最後のタイプのお話です。

この今すぐタイプも、探してみると
結構まわりにいるんじゃないかな?
と思いますので、

ぜひ最後まで集中して、
読んでくださいね。

さて『今すぐタイプ』とは、

今すぐするべきことが
わからないと動けない

タイプの人です。

このタイプは全体像や理由、背景、
やるメリット、やらないデメリット、
ステップ順のやり方なんかは
あまり気にしません

理由はどうでもよくて、
まず行動してから考えたい人です

で、ダメならまた行動する・・・
そんな感じの子どもです。

なので、

このタイプには、

とりかかりの最初の1歩目を
教えてあげてください

例えば、バスケットのシュートで
ワンハンドシュートを練習させたいとすれば、

・ワンハンドシュートをなぜ使うのか?
 (ワンハンドのメリット・ツーハンドのデメリット)
・ワンハンドシュートとは何なのか?
 (シュートフォーム、誰がやりだしたか?)
・どうやってワンハンドシュートをうつのか?
 (ボールの持ち方、構え方、ひざの曲げ方)

を話していると、

「そんなのいいから、
 まず、何をしたらいいの?」

という気分になります。

なので、最初のとっかかり、
つまり

「ゴール下で、近距離から
 片手でリングに
 シュートする練習をします。

 まずは今すぐ、
 一人一個ボールをもって
 ゴール下に集合!

 リングにななめ45度くらいに
 向いて、片手でシュートを 
 打ってみてください」

と、

理論や説明ではなく、
実際にシュートを打ってもらうことに
フォーカスしてもらうのがコツです。

『今すぐタイプ』の人は、
せっかちな人
です。

トレーニングをしてね・・・
と言えば、

「で、何したらいいんですか?
 ああ、まずはこれをやればいいんですね」

と、言われた内容を
深く考えずに行動します。

逆にいえば、迷わずすぐに行動できる、
行動力のある、突破力のある人です。

繰り返しになりますが、
このタイプには、まずはとっかかりの
第一歩を示してあげることがポイント
です。

これが他のタイプなら・・・

逆に、これが他のタイプの人なら、

「いやいや、ちょっと待ってください。
 いきなり集合させて、しかも
 早速シュートを打ってくださいって・・・

 そもそもなんでワンハンドで
 シュートしないといけないんですか?

 ワンハンドって、みんなやってるんですか?
 ツーハンドと比べてシュートが入りやすいの?

 ワンハンドシュートって、どうやるんですか?

 ちゃんと教えてくださいよ」

といった感じで、

いろいろ不明点や疑問ばかり思いうかんで、
行動できなくなってしまうんです。

その点。今すぐタイプはあまり迷うことなく
さっさと取り組めてしまいます。

4つのタイプは混ざり合うことも・・・

さてさて、

ここまで4つの学習タイプ、

・なぜ
・なに
・どうやって
・今すぐ

のそれぞれの特徴を
お話ししましたが、

注意しないといけないのが、

これら4タイプは

・個別にバラバラではない、
・一人、一タイプではない、

ということです。

それぞれのタイプの要素が
混ざっている人もいるんです。

たとえば

私はなぜタイプ30%で、
残りはなにタイプ70%

だから説明されるとき、
「なぜ」と「なに」を教えてもらいたい!

とか、

私はどうやってタイプ50%と
今すぐタイプ50%なので、

やり方をステップ順に、
あと、とっかかりさえ言ってもらえれば
あとは勝手にやっときます~

というふうに、

人によってそれぞれ違います。

順番どおりに伝えないと効果がない

なので、お子さんにやる気をあげて
自主練習をしてもらおうと
思うのであれば、

なぜ、なに、どうやって、今すぐを
バラバラに説明するのではなく、

それぞれ一通りを、
この順番どおり話していく、
ということが重要
です。

お子さんが4つの内のどのタイプか、
一見したところでは
見分けがつかないからです。

なぜ
なに
どうやって
今すぐ

の順番どおりに、一通り伝えていくと、
人は行動してくれます。

順番を変えてはいけません。
効果が失われます。

因数分解を勉強する意味とは?

ちなみに私は、「なぜ」と
「どうやって」タイプです。

やり方だけ教えられても、

「え?これ何でやるの?
 どういった時に使うの?
 全体のうち、どの部分をやっているの?」

と、頭の中でぐるぐる考えてしまうんです。

余談ですが、

中学校で習う数学の因数分解なんて、

日本の学校教育では、
完全に

「どうやって」
「今すぐ」

の方法でしか、教えてくれませんよね?

因数分解は、こうこうこうやって
解くんだよ。じゃあ、例題やって~

といった感じです。

なので、

「なぜ」や「なに」タイプにとっては
すぐにとっかかれないんです。

やる意味が分からないですから。

どこでどんな時に
役立つかもわかりませんし、

誰が考え出したのかも
わからないですから。

なので、もし、これが、

「因数分解をマスターすると、

 こんな難しい計算も
 一瞬で解けるようになるし、

 論理的な考え方が身につくし、
 何より女の子にモテてかっこいいし、
 彼女もできるし・・・

 でもやってなければ・・・」

 と、

因数分解を勉強する意味や、
マスターしたときのメリット、

しなかったときのデメリットの
説明をうけていれば、

もう少し、取り組む姿勢が
変わってきたのかもしれません(笑)。

あんがい、日本の数学力が
なかなか上がらないのは、

こんな教え方や伝え方に
問題があるのかもしれませんね。

最後に

さあ、あなたのお子さんのタイプは
4つのうち、どれでしょうか?

一度、じっくりみてあげてください。

そして、そのタイプにあわせた
声かけをしてあげてください。

きっと、やる気が出て
自主練習開始につながります。

では。今日はこのへんで!!

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Posted by mutombo